ジョン・ノイマイヤー・バレエ・ガラ John Neumeier Baleett-Gala 2007年10月6日(土)
(ヘルベルト・フォン・カラヤン音楽賞受賞記念) バーデン・バーデン祝祭劇場
スプリング・アンド・フォール から |
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アントン・ドヴォルザーク 弦楽のためのセレナーデ 作品22 ホ長調 第1、4楽章 |
エレーヌ・ブシェー ティアゴ・ボーディン カーステン・ユング イヴァン・ウルバン |
二ジンスキー から 船上にて |
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:リムスキー・コルサコフ シェヘラザード 作品35 第3楽章 |
アンナ・ポリカルポヴァ アレクサンドル・リアブコ オットー・ブベニチェク |
ヴェニスに死す から アッシェンバッハの創作 - パ・ド・トロワ |
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ 音楽の捧げ物 トリオソナタ 第1楽章 |
ロイド・リギンズ エレーヌ・ブシェー エミル・ファスフットディノフ |
マタイ受難曲 から 憐れみたまえ、わが神よ Erbarme Dich |
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ マタイ受難曲 BWV 244 第2部 No.39 Erbarme Dich |
ピーター・ディングル |
シャル・ウィ・ダンス? Shall we dance ? |
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:ジョージ・ガーシュイン |
シルヴィア・アッツォーニ アレクサンドル・リアブコ |
パルツィヴァル エピソードとエコー から アリーナに |
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アルヴォ・ペルト ピアノ曲 アリーナに |
アンナ・ラウデーレ エドウィン・レヴァツォフ |
椿姫 から 第3幕のパ・ド・ドゥ |
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン バラード ト短調 作品22 |
ジョエル・ブーローニュ ティアゴ・ボーディン |
Opus 100 モーリスに |
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:サイモンとガーファンクル オールド・フレンズ、明日に架ける橋 |
アレクサンドル・リアブコ イヴァン・ウルバン |
授賞式 | ||
マーラーの第3交響曲 から |
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:グスタフ・マーラー |
第4楽章 カーステン・ユング ジョエル・ブーローニュ オットー・ブベニチェク 第5楽章 シルヴィア・アッツォーニ 第6楽章 シルヴィア・アッツォーニ カーステン・ユング ハンブルク・バレエ・アンサンブル |
ハンブルクのレパートリーとダンサーをこれだけ一度に観たのは初めてでしたが、(そう考えるとやはり毎年のバレット・ターゲってすごい!)今迄見たことのないダンサーを観れたり、今迄観たのとは違うレパートリーを見ることで印象が変わったダンサーがいたりと見応えありました。
今回の大収穫は(カーステン・)ユングとティアゴ(・ボーディン)! ユングはくるみでしか観たことがなく、あまり自分のタイプではなかったのですが、マーラーを踊るユングはシャープでかっこよく、こんな風に踊るんだとびっくりしました。
椿姫をジョエル(・ブーローニュ)と踊ったティアゴは元々きらきらオーラのあるダンサーという印象でしたが、とってもエモーショナル!
ジョエルに負けることなく、また彼ら独特の椿姫の世界を見せてくれて感動しました。実際、観客全員を引き込むほど、大迫力でした。一番盛り上がった演目だと思います。
あとドイツ人にも受けが良かったのは1部最後のOpus100.やっぱりいい作品です。
その他、サーシャ(アレクサンドル・リアブコ)、シルヴィア(・アッツォーニ)、ジョエル等プリンシパル達はやっぱりプリンシパルだよな〜と改めて納得。舞台上の圧倒的な存在感、役へのアプローチの深さはさすがです。この日は報道の取材陣とTVクルーが入っていてとてもにぎやかでした。もしかしたら後日放送されるのかもしれません。
(Masia)